・           vol.93  2010/3/1
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 こんにちは 皆さん 

*大統領ズマ(67歳)は、5回目の結婚式を挙げる4ヶ月前に、別の女性に私生児を産ませていたことが判明。
 20人目の子供となる。更に、ズマの政治的亡命時代に生まれたと自称する、ズマに良く似たジムバブエ人
 も名乗りを上げ、21人目の子供になるかも知れない。

 全くもゥあっちでもこっちでも女と子供を作っていて、一体何時国政に当たる時間があるのか、と皮肉られる。

 ズマはそれを暴露したマスコミを非難はしたが、国民に嘘をついていた事には何の弁明も無し。野党や
 マスコミは、大統領として一般国民、特に若年世代に対する悪影響を考慮するよう勧告。

 伝統的な黒人の一夫多妻制擁護者からも、一夫多妻制に名を借りた利己的で不道徳な行為として、
 教会連合と共に非難の声を上げる。

 更に又、結婚はしなかったが、昔ズマの子供を二人儲け、仕出し屋を経営している女性に国会のパーティー
 での料理を任せていた事も暴露される。

 汚職にまみれ、道徳基準の欠如するズマの個人としての資質が、時代錯誤な黒人文化と絡み合った
 典型的なアフリカの汚点。


*そのズマの最初の施政方針演説は各方面から手酷くあしらわれる。現政権支持団体の一つの労働組合
 さえも不満を公言。総花的な美辞麗句だけで、実質に欠けるとの一般的意見。

 又前記の不始末に関して一言も言及しないで済まそうとの態度に、新たに批判がぶり返す。

 米国のオバマ政権の不評に関連して浮上してきた様に、ズマにも一期だけで辞めてもらおうとの意見が
 公然と囁かれつつある。

 更に又、鉱山国有化運動を進めようとしているANCの青年団体を批判した事で、彼等からの支持も危うく
 なりかけている。このANCの青年団体は、ズマの復帰に際して重要な貢献をして、ズマのためには死をも
 厭わない、と公言していたのであるが。


*一方ズマを激しく攻撃していた最大黒人野党の党首と幹事長がそれぞれ私生児を設けていた事が
 暴露され、面目を潰すとともに、その二枚舌的な方便を非難される。

 更に又、最大野党の治める西ケープ州の閣僚(黒人)がセクシャル・ハラスメントで訴えられていた事も
 暴露され、ズマに対する攻撃の矛先が鈍る。

 黒人社会に対して、一般的な道徳観念を適用しようとするのがそもそも問題なのか、馬鹿らしくも
 喜劇的ですらある。


*暴言を吐くことでその支持者たちには人気のあるANCの青年団体の指導者の豪華な生活ぶりと、
 その金が何処から出ているのかが疑問視されていた。

 新聞社の調査によると、自分で会社を拵えて、政府の下請け事業を優先的に”獲得”して得た金である事
 が判明。公正な競売を迂回した政治的な決定であるのは明白。何が民衆の味方か、呆れ返るばかり。

 その財源になった地方政府競売の仕組みを公開する様、野党ばかりか、ANCの支持母体である労働組合
 や共産党も要求。

 その反面ズマは擁護に回るばかりで、事体を公正に究明しようとすらしない。あまり突っつくと、自分の
 身の回りも怪しくなるからか。


*よくある通常のリコールの様に見えたトヨタの不具合は、多くの車種で欠陥が次々と見つかり、予想以上
 の大問題に発展してしまった。

 今後のトヨタの対応もさる事ながら、ここまで問題を拡大させたトヨタの経営方針に疑問が提出され、
 それは日本の会社一般にも適用されるので、興味深い。

 それらは、企業への忠誠が顧客へのサーヴィスより優先される、縦社会文化のため、問題を上部に
 提起しにくい、ティームワークを重視しがちなので危機管理には手間がかかる、品質の欠陥指摘に
 恥と当惑を感じる等である。

 これらは日本社会の土壌に根ざした日本企業の特徴で、それぞれ良い面も含むが、両刃の剣となる
 危険性も備えていて、危機に際しては裏目に出た模様。

 一方、米議会の公聴会は議員自身の売名を主目的としたサーカスの色合いが濃い。例えば、
 アクセレレイター部品は独立系の米国の会社製であるが、同じ部品はジェネラル・モーターズにも、
 フォードにも使われているのに、トヨタだけに問題が発生している様に報道されているのはおかしい。


*ジムバブエ国立公園当局は、五月一日から各種利用料金の値上げを発表。ヴィクトリア瀑布公園の入場料
 は$30、河川使用料は$10、ヘリコプターでの入場料$10等と50%から100%の値上げ。


*FIFAはサッカー・ワールド・カップの二三級のティケットを大幅に割引して売り出す。
 既にティケットを買ってしまった人々は大憤慨。

 これは是非ともスタジアムを満員にしたいFIFAの苦肉の策。同時に最低価格の四級の座席数も
 大幅に増加させる様、指示を出す。

 一方FIFA指定のセーターやシャツは高額なので、香港製の安物が氾濫し始める。それらはFong Kong製
 と俗称されている。


*サッカー・ワールド・カップ中の航空会社間のカルテル調査に続き、観光大臣はホテル料金の高騰に
 就いての調査を命じる。

 一般的に30%程度値上げしているが、一部では2倍以上の施設もある。業者側は、高需要は高料金
 を生むと反論の構え。

 高額な宿泊料金が原因の一つかどうか、はっきりしないが、外国からの観戦者数がかなり予測を
 下回りそうなために、Matchはクルーガー国立公園当局に要請していた観戦客用の3ケ所のキャンプを、
 一つだけの要求に取り下げる。


*サッカー・ワールド・カップの開始までに間も無く100日を切るが、スタディアムは全部完成する。

 道路工事は90%程度で、全部完成とは行きそうも無いが、出来るだけやって、未完成の部分の工事は
 試合中一時停止する事になる。

 空港とダウン・タウンを結ぶ高速鉄道は空港−サントン間だけを一般乗客に開放する事になる。
 30分から1時間半掛かっていた距離を12分で間違いなく行ける事になる。


*来年度の財政予算が発表されたが、総額9070億ランドのうち7.3%の財政赤字を含む。国際的には
 少額だが、年々増加の傾向。

 そのうち890億ランドが社会保障費として計上され、3人の納税者が一人の受託者を支える勘定になる。

 今のところ金額そのものはあまり大きくないので問題は無いが、将来的には維持不可能な
 納税者/受託者比率になる。


*独占電力会社の電気代値上げを検討していた電力審議会は今後三年間に25%、26%、26%の値上げを承認。

 直ぐに今後25万人の失業者が発生するとの悲観的な見方も表明され、労働組合連合と企業連合は
 審議会を痛烈に非難する。

 独占電力会社が予測していた35%-45%を下回るが、電力会社はどうするのかは不明。


*検索エンジン大手のGoogleは新技術開発にも興味がある様で、太陽光線を集束して発電させる反射鏡
 をこれまでの半分の費用で建設出来る新技術の開発に成功したと発表。


*国立公園、公営動物保護区、私営動物保護区内でのサイの密猟が急増し、今年度に入ってから既に
 30頭のサイがその角のために殺戮される。

 広大な土地に棲息しているだけに、それらを全部保護する事は非常に難しく、一部の保護区ではサイの
 受け入れを辞退する所も出始める。

 中国文化圏の経済的水準向上に伴う現象で、中国人自体の考え方そのものを変えないと密漁は絶滅
 しないが、その種の中国人に迎合しようという下劣な南アフリカ人が多勢いる事も事実で、これらは徹底的
 に取り締まらなければならないが、費用も人員も不足している特に私営動物保護区では難しい。


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